うつとの関係
ある日突然、頭髪の一部が抜け落ちてしまうという円形脱毛症ですが、重症である場合は全身にまで及ぶ場合もあります。そんな円形脱毛症の大きな要因としてストレスが考えられます。日頃から過大なストレスを抱えた環境の中で生活することによって円形脱毛症の症状が現れたり、さらには拡大することもあるのです。
ただし、過大なストレスを抱えるとすぐに円形脱毛症になるかといえばそうではありません。一般的に生活環境が劇的に変化したり、ショックな出来事が起こったり、極度の心配事や緊張、さらには不安などがあった場合、その3ヶ月後以降に円形脱毛症の症状が現れてきます。これはストレスによって血管の収縮が顕著になり、また、頭髪の生まれ変わりのサイクルがだいたい3~4ヶ月周期であることに原因しているのです。
近年では職場や学校などの人間関係によるストレスのために、円形脱毛症の症状が現れている方が増えてきました。また、それは大人だけでなく、子供にも重度の円形脱毛症にかかってしまうケースも増えてきたのです。
さて、このように精神的なストレスを抱えた状態で長期間が経過すると、やがてうつ病の症状が現われてくる場合があり、現代ではうつ病に悩む方も非常に増えています。うつ病になることで引き起こされる円形脱毛症は、その症状が現れることで思い悩み、さらなるうつを引き起こし、それにより円形脱毛症がより悪化してしまうという悪循環を生んでしまうのです。この悪循環を断ち切るには、円形脱毛症を治すことよりもむしろうつ病を改善することから始めることが大切です。うつは心の病気であるがゆえに、心療内科や精神科などを受診するようにしましょう。うつの改善が円形脱毛症の改善にも繋がっていくのです。

