円形脱毛症と紫外線の関係
ある日突然、頭皮の一部が10円玉大に脱毛してしまう症状が見られるのが円形脱毛症ですが、その多くは脱毛箇所が1箇所程度の単発型円形脱毛症で、多くの場合は数ヶ月程度で自然治癒します。しかし、中には自然と治るだろうと放っておいたら、脱毛箇所がいくつも増えてしまい、しかも、その中には脱毛箇所同士が繋がってしまい、より拡大してしまったという場合もあるのです。このように多発型円形脱毛症にまで進行してしまうと、治療を行っても、その成果がすぐに現れず、完治するまでにかなりの期間が必要となってしまいます。
円形脱毛症の中でもとりわけ重度の症状を示すようになると、皮膚科での治療は必須です。なかなか治りにくい重度の円形脱毛症の治療方法としてよく用いられているのがPUVA(プバ)療法と呼ばれるものです。これはソレラン誘導体という物質を脱毛部分に塗布し、そこに長波長の紫外線を照射するというものです。この紫外線を用いたPUVA療法は円形脱毛症以外にもアトピー性皮膚炎などの自己免疫疾患の治療にも非常に役立っている治療法となっています。
しかし、紫外線を使用することもあって、副作用の危険性も度外視することは出来ません。この副作用の観点から使用を控える場合もあるのが現状ですが、重度の円形脱毛症には比較的効果があるとして、利用されるケースも多いようです。

